2012/12/09

11月24日(土) オペラ「こうもり」ゲスト出演 本番

<事務局より♪ 今回もソロを務めるけんさんに感想を寄せていただきました。>




リハーサルは、風邪の症状を引きずりながらようやく間に合った感じ。
今回は更に良い状態に戻す事が出来た。
高音も問題はない。


が・・・・・
一抹の不安が消せない・・・。

前回のブログでは、アウェイという言葉を使った。
音楽にアウェイなど無いと締めくくった。
その言葉に間違いは無い。
では、何が不安なのか…。

未知の世界に踏み出すこと。
それにはどんな時も不安を伴う。
多分、ソロマイクなど持っていなかったらその不安も無かったと思う。
要するに、ステージ度胸が無い。
バンド時代から、ベースを弾きながらサイドヴォーカルという、
どちらかと言うと一歩引いたポジションに慣れているせいなのか・・・。

しかし、やらなければいつまで経っても未知のまま。
「深みに漕ぎ出しなさい」と促されたペテロ・・・。
漕ぎ出して得たものはとてつもなく大きい。
比べるわけではないが、度胸を決めて行くしかない。

フェイクだから歌詞とは違う。
皆を煽り、乗せ、観客を巻き込む。
楽しさを伝える。これはかなり難しい・・・。
何より難しいのはマイクワーク。
ラフに歌うRock’n'RollやBluesの癖が抜けない。
改めて、トリニティーの総合的な上手さを思い知らされる。
多少経験はあるものの、所詮はアマチュア・・・。





居合の世界で「鞘の内に敵在り」という言葉がある。


敵とは己自身である。
刀を抜く前に勝負は始まっている。
焦り、驕り、昂ぶり、恐れ、不安、恐怖・・・様々な感情を持つ己が居る。
己に勝てぬ者が敵に勝てるはずも無い。
己を律し平常心を保てた者が生き残る。




賑やかな楽屋から離れ、己と向き合った。
何て顔をしてやがる・・・笑ってしまった。
笑ったら楽になった。
楽しい顔が出来ない奴に楽しい歌は歌えない。
諦めた顔の奴に、Don't give up!なんて歌えるはずがない。

腹は決まった。


いざ、本番。
 
トリニティーが絶妙のハーモニーを響かせる。
客席の反応は見えない、分からない。
イントロと共に飛び出す。





笑顔。
それだけ考えた。



 
 
星組の声。音圧が凄い。






皆もいい感じに弾けている。




 
励まされる。





あっと言う間に曲が終わる。
何とかやり切った・・・。
退場時、オペラの方々がハイタッチを求める。

笑顔だ。演技ではない。
素直に嬉しかった・・・。

とは言え、自分にとって課題は多い。
今期、この歌は度々歌われることになる。
更に練らなくては・・・。
何より、観客の皆さんに何かを伝えることが出来たら嬉しい・・・
諦めずに・・・。

Don't give up!!



 KENJI







DSCF1861.JPG

本番終了後控え室での1枚です。






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