朝から雨模様で、この時期にしてはやや肌寒かったこの日、お昼にゴスペルハウスからメンバー達と車を乗り合わせ、沼田市内の老人保健施設へ伺いました。
利用されているお年寄りの方々とスタッフの方々合わせて数十名くらいの皆さんに聴いていただいて、本当に喜んでいただけて、いつものように、この日も「伺って良かったな~」と思えたひとときでした。
そしてそんな思いと同時に、老人施設へ伺うときいつも心に浮かぶのが、私の義理の親であるSさんのこと。Sさんは数年前に病気で倒れて入院し、今ではすっかり寝たきり。しかも病気の後遺症で両耳とも聞こえないし、話もできない。それどころか目が合うことすらなくなってしまったSさん。
今となってはもう遅いのだけど、Sさんにゴスペルを届ける方法はなかったのかな・・・、心から分かり合える方法はなかったのかな・・・と考えるときがある。今となってはもう遅いし、たとえ時を戻せたとしても、水とアブラみたいだった私とSさんが受け入れ合う方法なんて、とても思いつかないのだけど。
過去にいろいろありすぎて愛憎でがんじがらめになって、ベッドの上で横たわることしかできないSさんに何もしてあげられない私。
これって悪いことなのだろうな、結構冷たいよな。
でも、あの人に愛を表わすなんて、とてもできない。
過去にとらわれてるのはよくわかっているけれど。
だから、ただただ「ごめんなさい、やさしくしてあげられなくてごめんなさい」。
ゴスペルに歌われるイエス・キリストは、この世に存在する全ての人々の悪い部分を神様に赦してもらうため、全ての人々が受けるべき罰を代わりに受けるため十字架にかかったという。
だとしたら、こんな私のどうにもできない心のためでもあったのだろうかって思う。
その十字架のおかげでこんな私でも神様に赦されて、その十字架のおかげで神様に愛されてるって思いたい。
イエスさまごめんなさい、そしてありがとうございます。
せめて、ゴスペルを歌い続けることで、感謝を表わしていけたらって思っています。
演奏後、控え室へ戻る際のエレベーターにて。広かったので、出演者全員乗れました♪


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